細胞性粘菌(左)、トマト(右) Resource Institute: 筑波大学 細胞性粘菌 |
Resource Name リソース名 |
Cellular slime molds 細胞性粘菌(左) |
Why important? 重要な点 |
Cellular slime molds grow as solitary amoebae under nutrient rich condition but when starved they aggregate to form multicellular fruiting bodies. From this property, they have been used as a good model organism for studying cell biology and developmental biology. They are also employed as a resource for medical research and drug discoveries. |
細胞性粘菌は、栄養が豊富な条件下では孤立したアメバー状に成長するが、飢餓状態では多くの細胞凝集した子実体を形成します。この性質から細胞生物学や発生生物学の研究に好適なモデル生物として用いられます。さらに医学研究や薬物の開発にも使われる生物資源です。 | |
URL | http://nenkin.lab.nig.ac.jp/ |
Photographed by 写真撮影 |
Kurato MOHRI |
筑波大学関係の粘菌情報
・細胞性粘菌とは
粘菌研究室
細胞性粘菌について図と共に解説されています。
・脂肪が”寿命”を決める
細胞性粘菌の一生の長さは脂肪蓄積遺伝子によって制御されている
筑波大学・大阪大学の共同研究。
脂肪の蓄積が粘菌の寿命を決める重要な要因になっていることを発見。
・過度のカフェイン服用による細胞死
過度のカフェイン服用が細胞死を引き起こす仕組みを発見
筑波大学の研究。
高濃度のカフェインが細胞に作用する仕組みを発見。
研究のモデル生物として細胞性粘菌が利用されています。
その他の筑波大学関係の粘菌情報はこちら
その他の粘菌の情報・記事
・迷路を解く粘菌(イグ・ノーベル賞受賞研究*)
どうしんウェブ 北海道新聞
粘菌が迷路を解く動画(YouTube)
*イグ・ノーベル賞…「人々を笑わせ、考えさせてくれる研究」に対して贈られる賞