理科教室2018の紹介
”わかって楽しい理科教室”を開講しています。
2017年度以降は兵庫県相生市の自然観察実験塾との共催で主な活動を行っています。
内容としては、
・来たるAI時代に向けて「コンピューター・プログラミング教室」
ー相生市羅漢の里もみじ祭り”かがしコンテスト”に挑戦しました。
・自然から学ぶ生活と環境「ワタから糸を紡ぐ体験」
ー手紡ぎ糸で布を織る
・生きる力ってすごい「プラナリアの採集と再生実験」
ー再生するかな?プラナリア
・生きる力ってすごい「アゲハチョウの成長と越冬」
ー季節を知る仕組みがあることを発見
・その他の分野の追加を計画中ー昆虫採集や水生昆虫の採集、地域特有な植物
ー名前調べで生物を見つめる
【特徴】子供達が生物・科学の分野に興味を持つように工夫し、物作り体験や実験を主体にした内容で構成しています。
・バイオリソースカレンダー
2018年カレンダー画像は下のリンクから、
それ以前のカレンダー画像は活動報告から確認できます。
教育啓蒙事業
科学研究支援
・2018年バイオリソースカレンダーの発行。
・Bio-Resource Schedule Card の発行。
リソースの飼育・管理・提供業務用日程と、メモカードを制作・発売・配布しました。
画像情報等については、上のカレンダーとスケジュールカード情報を参考にしてください。
科学教育支援
・小・中学生対象理科教室”生きる力ってすごい”シリーズを開催しました。
2017年5月21日 (日) 13:30〜15:30 ひょうご環境体験館
2017年11月23日 (日) 9:30〜11:30 ひょうご環境体験館
変態過程の動画を見せ、その変化と複雑な仕組みを解説。また越冬中のサナギをプレゼントし、翌年5月ごろに羽化するまでの自宅で飼育・観察する。
越冬中のクロアゲハのサナギ。蛹の色は緑と茶が多い。
・ショウジョウバエの味覚実験
2017年11月26日 (日) 13:30〜15:30 ひょうご環境体験館
(都合により日程が変更された)
ハエはヒトと同じく甘味や苦味を感じるがそれは遺伝子によって決まって
いる。糖に対してもより甘いものを好んで食べることを実験で確認する。
2017年10月以降飼育しサナギになったものを寄贈した。
寄贈先:相生市立那波小学校、葛飾区立柴原小学校、(公財)ひょうご環境体験館
寄贈目的:越冬する蛹は11月から5月ごろまでの約半年間の間サナギのままで過ごす事実を体験的に知り、なぜ初夏になると羽化するのだろうと、生物の持つ季節を知る機構に疑問を抱かせること、である。
アゲハの羽化の様子についてはこちらのサイトをご覧ください。
2018年3月11日(日) 13:30〜15:30 相生市矢野町瓜生
大きな昆虫の例としてアゲハチョウを用いて、昆虫の体の構成、変態・脱皮における変化などを見るための教材として、いつでも観察ができて、材料として容易に入手できるようにという配慮からである。
教育啓蒙事業
科学教育支援
・小中学生対象理科教室”生きる力ってすごい”を推進・開催しました。
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・アゲハチョウの越冬戦略 (共催:自然観察実験塾)2016年11月27日(日) 13:30〜15:30 ひょうご環境体験館
昆虫が冬を生き抜くための「しくみ」について飼育を通じて考える。
小学生の参加募集
・コヤスノキの育成と保存 (主催:自然観察実験塾)
2016年12月 3日(土) 10:00〜12:00 相生市立ふるさと交流館
兵庫県指定天然記念物「コヤスノキ叢林」の保全活動を通じて生物多様性と
環境について体験参加を募っています。
・プラナリアの再生実験
2017年3月 19日(日) 13:30〜16:00 国立遺伝学研究所
三島市内で採集したアメリカツノウズムシを用いて、切断とその後の再生
の観察実験を行った。また、清流に住む大きな黒いウズムシも観察した。
プラナリアの眼をしてるよ。
・2016年夏休みの理科教室 終了しました。
多数の参加者と小学生にとっては長時間の実験もありましたが、休むことなく楽しく実験や学習ができました。参加者の方々をはじめ、援助や共催支援をしていただいたひょうご環境体験館の皆様、自然観察実験塾の有志の方々に、厚くお礼申し上げます。